a16zのパートナーが日本のオタク文化について語る【アンドリーセン・ホロウィッツ】

こんにちは、無能です。

興味ある話題が出ていたので個人的メモとして残しておきます。


https://www.linkedin.com/posts/robin-guo-322b0098_waifus-are-eating-the-world-mihoyo-made-activity-7100197926706036736-aFf0

Robin Guo – Gaming Investment Partner at a16z

ワイフたちは世界を食べています。 miHoYoは昨年に38億ドルの収益を上げました(PocketGamer)。これはActivision Blizzardのほぼ半分に相当します。ここにアニメゲーム・文化が台頭している理由があります。

1/ アニメの台頭 GenZの69%がアニメを視聴しており、それはミレニアル世代の57%、ベビーブーマーの23%から増加しています。かつてはニッチなジャンルであったものが、今やメインストリームになっています! miHoYoのモットーが「テックオタクが世界を救える理由」であるのも納得です。 配信が増えています。Netflixの購読者の半数以上がプラットフォームでアニメを視聴しており、Crunchyrollは過去10年間に購読者数を50倍に増やして500万人以上になっています。もはやお気に入りのアニメのネオンファンサブの登場を待つ必要はありません。 そして、ここには非常に情熱的なファンベースがあります。ファンの熱狂を表現する方法はたくさんあり、プレイヤーやファンは知的財産に忠実です。日本の一般的なオタクは、年に700ドル以上をアニメ関連の商品に費やしています。

2/ ガチャゲーム アニメのファンダムは、ガチャゲームと呼ばれる非常に成功したヒーローコレクターRPGゲームに移行しました。F/GOや原神は数十億ドルを売り上げ、ホンカイ:スターレールも今年の初めに登場してすでに5億ドル以上の収益を上げています。 コアゲームは、楽しい戦闘/進行/コレクションのループで、目標は5つ星のワイフたち/夫たちを集めることです。それだけでなく、見た目が最もカッコいいだけでなく、チームの能力に最適なステータスも提供します。 ガチャを引いてチームを手に入れ、ストーリーを進めていくのです。 一般の人々は尋ねるかもしれません:なぜ2Dのスプライトにそんなにこだわるのですか?その答えはロマンスのためです! ガチャゲームは、ファイアーエムブレムやビジュアルノベルなどのJRPGからインスパイアを受けています。これらはキャラクターが魅力的な充実したストーリーです。トニー・スターク、バットマン、ブラック・ウィドウとデートできる想像をしてみてください! 最も重要なのは、ゲームと知的財産自体の品質です。F/GOは収集可能なRPGとして成功し、まずまずの深さと優れた知的財産を新しいモバイルプラットフォーム上で提供しました。一方、miHoYoは完全にクロスプラットフォームでライブ運営されるZelda BotWを作成しました。 中には過度に収益化を進め、非常に低いドロップ率(<1%)で課金要素を導入するゲームもあります。幸いなことに、miHoYoはプレイヤーフレンドリーな要素としてピティシステムと高い獲得率を導入しました。

3/ VTubing VTubingは、初音ミクから始まった比較的ニッチなジャンルでしたが、安価なリグ、ストリーミングプラットフォーム、クリエイターエコノミーと共にメインストリームになりました。Twitchでは年々500%成長しています!VTuberは顔のトラッキングリグを作成し、アニメキャラクターをオーバーレイし、キャラクターとして歌ったりゲームをしたりチャットをしたりします。 VShojo、VStream、Hololive、Nijisaniなど、この新興分野に関わるいくつかの企業が存在しており、Code MikoやPekoraのように知名度を上げたストリーマーも多数います。

私はこの業界の成長を楽しみにしており、さらに投資を増やすことを楽しみにしています。私たちのポートフォリオ企業の中にもこの分野で事業展開している企業がいくつかあります。もしアニメの夢を実現したいなら、SPEEDRUNに応募するべきです。

speedrun.a16z.com

上記の内容は投資アドバイスとして考えるべきではありません。詳細については、https://lnkd.in/gXunEWtwをご覧ください。


仮想通貨が好きな人は2020年以降によく目にすることもあるa16z。

2010年初頭の投資していたモノが大きく動いた事で今ノリに乗っている投資会社かと思います。

以下Wikipediaからの転載。アンドリーセン・ホロウィッツ


2009年

2009年、アンドリーセン・ホロウィッツはビジネス管理SaaS開発者Apptio[15]とSkypeに対して2つの最初の投資を行った[16]。ホロウィッツによると、この投資は、同社が進行中の知的財産訴訟とGoogleおよびAppleからの直接的な競合攻撃によって不自由になると信じていた他の分野の専門家によってリスクがあると見られていた。同社の創設者らは、2011年5月にSkypeが85億ドルでマイクロソフトに売却された後、投資が成功したと見ていた。

2010-2011年

2010年、クラウド企業OktaのシリーズAラウンドをリードし、1,000万ドルを投資した[17]。2011年、アンドリーセン・ホロウィッツはTwitterに8000万ドルを投資し[4]、当時最も価値の高い非公開ソーシャルメディア会社4社(Facebook、グルーポン、Twitter、ジンガ)のすべてを保有する最初のベンチャー企業となった[2]。アンドリーセン・ホロウィッツは、Airbnb、Lytro、Jawbone、Belly、Foursquare、ストライプ、その他のハイテク企業にも投資している[18][19]。


過去のブログ記事でも、日本の伸びそうな産業としてアニメとかを一部取り上げました。
ちなみに、ブログタイトルは欲にまみれたものですがグローバル・マクロリサーチのジム・ロジャーズ氏の記事と同じにしています。内容自体はタイトルに反して、比較的ロマンがある内容なので結構好きな記事でありました。

ある種、お金を求めて働く者を皮肉っているものでちゃんと自分の好きなことをやりなさいと人生が豊かになるように指南してくれているように感じます。

お金持ちになるために職業をどう選ぶべきか

>残る日本の企業はというと、ソニーはイメージセンサーをこの世に出ているスマートフォンの第多数に使われている事によってもカメラ事業は好調でゲーム産業も、独自に発展した漫画やアニメ産業がある。

独自に進化した産業というのはやっぱりかなり強いですね。
最近アメリカは不登校になると親が逮捕、韓国は完全学歴社会、中国は不明とか見ていると日本は不登校でも可能だし、勉強を必要としてそれが主体となって大きくなっているというよりも、サブカルチャーが強い国なんだなと改めて感じました。
恐らくそのサブカルチャーに対して勉強していた人たちの技術が使われていると思うので、どちらかのバランスが崩れてはいけませんね。

改めてペイパルマフィア、ドンのピーター・ティールのこの言葉が思い出されます。


ピーター・ティール

>日本について
ティールは日本の経済同友会によるラウンドテーブル2020にて、日本についての次のようなコメントをした。

「日本は20世紀で一番うまく機能した社会ではないか?日本はあまりにもうまく機能していたから、仮にコンピューターが1台もなくなったとしても、先進国の中で唯一機能し続ける国だとも思う。でもその当時、IT革命があったら、さらにもう一段高い次元に行けたわけです。」

「2005年ごろ、日本は課題先進国だといわれてたがそれは日本特有のものではなく、少子高齢化や財政問題は先進国共通のもの。ヨーロッパや米国にも根深い停滞感がある。米国やドイツと比べて日本はこういった課題にうまく対処している。日本にはたくさんユニークなものがあり、自国の文化を守っているし、良い形で温存されている。これは貴重なことだと思うようになった。」

「欧米社会はあまりにも均質化しすぎており、均質化すると効率は上がるが、クリエイティビティは下がる。日本にはクリエイティビティがある。」

2016年、ルーズベルト大学(American Dream Reconsidered 2016)での講演でのコメント

「日本は西側諸国を模倣することをやめた。」


せっかく自分の生まれて育った場所なのだから、アラ探しばかりではなく良い所ばかり探して幸せに生きましょう。

それでは。

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