DevuanをDaedalusにアップグレードして、PHPもPHP8.2.7に。

こんにちは、無能です。

DevuanのDaedalusのレポジトリにPHP8.xがあったのでこの際OSごとアップグレードしてみました。
確か今年6月くらいの開発者かテスト用レポジトリで出ていたのは見てその時導入したら、無事に失敗したのでメインレポジトリに降りてきたので飛びついてまた人柱になります。

シンプルですが後述にあるように私の場合は実行した後に手を加える必要がありました。

公式から実行方法があります。
https://www.devuan.org/os/documentation/install-guides/daedalus/upgrade-to-daedalus

/etc/apt/sources.listをVimで開いて今までのレポジトリを#でコメントアウトしてこれをコピペ。

deb http://deb.devuan.org/merged daedalus main
deb http://deb.devuan.org/merged daedalus-updates main
deb http://deb.devuan.org/merged daedalus-security main
#deb http://deb.devuan.org/merged daedalus-backports main

apt update,apt upgrade,apt dist-upgradeして時々質問に応答しながら終了。

 apt autoremove –purge,apt autocleanで余計な物を消して再起動。

ここでちょっと問題が。
確認の為にGUIでも作業するのですがstartxをした時にデスクトップ画面が表示後に固まるようになってしまいました。

サーバー用PCにデスクトップ環境入れていると偉い人から色々言われそうですが・・・。

以下のような情報を見つけた。

https://gihyo.jp/article/2023/08/daily-linux-230816

>2015年に”systemdフリーなDebian”を提供することを目的にDebianからフォークしたDevuanは、デフォルトの起動システム(init)にSysVinitを採用しており、Debianの安定版リリースを追いかける形で開発が進められている。Devuan 5.0では、ルートレス(rootless)でstartxを実行する(一般ユーザとしてstartxを実行する)にあたりlibseat1ライブラリを使用、これによりxserver-xorg-coreパッケージからDBus依存関係が削除され、seatdまたはelogindをバックエンドとして選択することが可能となっている。またWayland GUIも改善されており、libpam-ck-connector、sway、seatdをインストールすることでelogindを使用することなくWaylandを有効化できるようになっている。

もしかしたらWaylandが悪さしているかも?と思い直接Xfce4を実行させるようにしてみる。

そこで、startxで実行されるファイルである/etc/X11/xinit/xinitrcを編集して以下に。

exec startxfce4

結果、症状変わらず。

最終的にドライバーの問題か?と思い・・・。

apt install xserver-xorg-input-all

を実行したら、解決した!

あと、環境変えた後に破損しがちな.Xauthorityも前段階でリネームして再生成させてみたりしました。

Wireguardが動かない・・・

なんかWireguardが動かなくなりました。
netstat -nrを見ているとうまくルーティングテーブルが生成されていないみたい。

もしかするとネットワークドライバーで余計なモノを読み込むようになって競合していることに数時間掛けて気づき、connmanというのを消してみた。

apt remove connman

動いたー\(^o^)/!!!

PHP8.2.7が使えるようになったぞ!

詳しく無いので変更点とかも全然確認していないですが、PHP7.4に比べ速度20%くらい早くなったらしく確かに体感でも早くなったように感じます。
気になったのですが、PHPのベンチマークとかの方法って何かあるのでしょうか?

諸々手を入れた部分はありますが、自分で検索して分かりやすいように後の記事で記録しておくことにします。

それでは。

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