【GOOGLEは】男のロマン的にフォントIBM Plexの導入をした。【必要悪】

フォントに関してはかなり迷走していた。

脳死でRobotoやらNoto Sansを使っていた。
日本語フォントで評価高いM Plusフォントも試したが、個人的にちょっと受け付けなかった。

他を探していたという理由はNoto Sansは重たい。

GoogleのCDNを使ってGoogle Fonts APIを呼び出してるからその分遅くなるし、しかもなんか時々漢字に違和感を感じていた。勿論ダウンロードして、自分所のサーバーに設置すれば負荷的な問題は解決するが。
どんなフォントを使ってるか参考に他サイトを覗いたけどもどこもかしこもNoto Sansばかり!!!あああああ!!!!

独創性が求められるようなサイト群もどこもNoto Sansだ。なんてこった。

ていうことで不満はあったけれど、移行先も見つからないまま放置していた。

見つけた!

オープンソース・フォント「IBM Plex」誕生の経緯

という事で新たなフォントを模索していたところ(と言う名のネットサーフィン)、IBMがオープンソースとして公開したIBM Plexを見つけた。
敬愛するIBMが作ったフォントだ。

制作秘話も美しいし、もはやIBM Plex JPにも所謂IBMの”大和魂”のような物を感じた。

IBMのGithub以下から最新版をダウンロードできる。
Releases · IBM/plex · GitHub

ということでダウンロードし、サーバーに置いて追加!style.cssに以下を追加する。

/* フォントの読み込み */
@font-face {
  font-family: 'IBMPlexSansJP';
  src: url('******/IBMPlexSansJP-Regular.woff2') format('woff2');
  font-weight: normal;
  font-style: normal;
}




@font-face {
  font-family: 'IBMPlexSans';
  src: url('******/IBMPlexSans-Regular.woff2') format('woff2');
  font-weight: normal;
  font-style: normal;
}

そして、それぞれのstyle.cssに合わせてボディ/見出しにコードを追記または置換する。

最高だ!!

特にIの表示が最高です。

古典的なIBMのIでもある、これですよ。

ということで、Noto Sansに問題を感じていたからこそ他に変えないといけない気持ちは出来た訳ですから、ありがとうGoogle!必要悪だったよ、サンキューNoto Sans!

下記にIBMのThink Blogから引用した刺さる言葉を最後に置いておく。

IBMが1920年代以降に作ってきたすべての製品は、テクノロジーと人間の融合を目指してきました。このことからも明らかないように、IBMは、常に、人間と機械の間の媒介としての役割を果たしてきています。
自然なものと人工的なもの。
感情的なものと理性的なもの。
古典的なものと最先端のもの。
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では、なぜ、IBM Plexを、オープンソースのフォントとしたのでしょうか。
Mike Abbinkは次のように述べています。

「IBM Plexを社内でのみ使用することについては多くの議論がありました。その一方で、IBM Plexを、IBMが提供するすべてのエクスペリエンスの一部とするためには、オープンソースのフォントにする必要があると考えました。その結果、靴屋やコーヒーショップが、自分たちのアイデンティティーを伝える手段にIBMのフォントを用いることになれば、とても素晴らしいことです。その靴屋やコーヒーショップは、自分たちのアイデンティティーとIBMのアイデンティティーを結びつけているのです。IBM Plexを、自分たちのためだけに使っても、何の得にもなりませんからね」

オープンソース・フォント「IBM PLEX」誕生の経緯

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