ドラッケンミラー – 今年後半までにハードランディング、株価急落が訪れる

世界の三大投資家であるジョージ・ソロスのクウォンタムファンドに在籍、グローバルマクロの元にイングランド銀行を潰した張本人であるスタンレードラッケンミラー。

2023年のNBIM Annual Investment Conferenceにて金融市場について語っていた事からまとめてみようと思う。

インフレはまだまだ続く

インフレがまだ頭の中にあると話している。

これはハードランディングが起こった場合、パウエル氏が積極的に動きFRBの過ちについて大きく行動を変えざる負えなくなる。
ということはまた大きな金融緩和を起こすことしか出来なくなるのだ。

この間のシリコンバレーについてはおおよそ1年間の間の利上げを帳消しにしてしまっている。

1年間の利上げをたった4日で帳消しだ。

但しこれは金融緩和ではない、救済措置だという。
何ら変わりないはずではないか。

株価急落はさせたくない中央銀行は、それが起きたときに経済を助ける為にまた救済するしかない。
スタンレードラッケンミラーが未だにドル安に賭けているのはそう理由付けるのだろう。

今はドルを兵器化した

もはや今や世界中の人間がGoogleのようなサービスを使い、それは全てドル建てで扱われている。
そして兵器化されているということまで発言しているのだ。

そして米国はロシアへの制裁も同じくであり、通貨支配であるともはや世界を制しつつあるという事は可能性として無くはないことだ。

私が思うに、テック企業自体は米国に存在はするが製造は基本的に中国含め他国で行われる。
これは米ドルが他国通貨建てで決済されている事になるためドルは国外に流出している。

通貨としての価値の保存を維持できるだろうか?
そこに疑問を感じてドルを再度ショートをしているようだ。

世界が変わり”パラダイムシフト”へ

もはや今まで20~30年間とは全く違う世界になる。
私達は新しいドアを通り抜けている最中なのだ、と。

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