The Specials Rat Raceの考察

子サイトに掲載しているRat Raceの歌詞について。

結構日本語訳パターンが結構多かったんですが、あまりにも攻撃的な翻訳パターン多くて…

なお、恐らくスペシャルズはボブ・マーレーのRat Raceからこの曲を作ったと思うので一緒にボブ・マーレーverも翻訳掲載しました。

イメージ的には
ボブ・マーレー=世界へ
スペシャルズ=イギリスへ
恐らくこの曲をイギリスにフォーカスして歌ったスペシャルズに関しては後にご紹介しますが、その経済背景にあるかと。

この曲は上級階級への攻撃的なイメージでは無く、自己嫌悪的なイメージの方が強いのでは無いでしょうか?
その理由は2行目の

“The promises you make tomorrow have no guarantee”
明日の約束は、保証がない

ここが数少ない文章の中での自分の意思であり、コレは2つのパターンが考えられると思いました。

  1. 情勢が悪すぎて将来の事なんて考えても意味をなさないこと
  2. 自分から見た世界は未来が無いだけ

でいずれにせよネガティブなイメージを持っているのでどちらかと言えば2であると思います。
この当時の世界情勢は正直言って相当数悪かったと思います。
以下の財務省のPDFから判断出来ます。

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/zk051/zk051b.pdf

文章内容は財務省次第/書き手/読み手を通すと受け取り方が大きく変化しがちなので文字ではなく、数値とチャートから考えてみましょう。

物価下落に連動して失業率が大幅に上昇しているのは、明らかな経済鈍化です。
マクロ的に見てインフレ率が20%超えている1970年代半ばは異常すぎる状態です。
物価下落がなければインフレを止めることも出来なければ、物価下落に対しての犠牲は失業率の増加であり一度増加に転じると物価下落で購買欲鈍化・賃金下落によりいきつくところまでいかなければそこから回復することが難しい問題です。
ちなみにコレはこれからというか今(現2023年)にも言えると思います。(GOLDは2500ドルまで上昇する程のインフレ起きるでしょうが)

明らかな上級階級支配と大多数の労働者階級に対して、2トーンスカは人種の壁を超えて圧倒的な人気を誇ったのも納得が行きます。
私はまだ1900年代までのフォークソングしか聞いていませんが、その時から音楽は労働者が立ち上がる時に生まれた物が多いと感じています。

という事で恐らく上級階級を妬んだりしてるわけでもないと思いました。
暇なく働いて、勉強して、結局将来なんて暗いよ。そんな明るく振る舞っている奴とは友達になんてなれないさ、と激しい自己嫌悪で未来見えない歌詞に2トーンスカの明るい曲調とマッチして調和しているように感じます。

その憂鬱をスカの軽い音楽ですっ飛ばしている、そんな様な儚ささえ感じてしまう、そんな曲でした。

アルバムだと、この次のトラックは”A Message To You Rudy/不良少年たち”
暗い若者たちへメッセージを送るという曲に続くという、なんて素晴らしいアルバムでしょう。

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