X250にシーラカンス級OSのSlackwareをインストール

ThinkPad X250にLinuxディストリビューション最古であるSlackwareをインストールしてみた備忘録。

こんなミームが作られている程だが、先駆者のお陰で容易にインストールとシステムの理解が進んだ。

以下はAI説明。


Slackwareは、1993年にパトリック・ボルディエールによって作成されたLinuxディストリビューションで、UNIXの哲学に基づいたシンプルで安定したシステムを提供しています。Slackwareは、Linuxの最も古いディストリビューションの1つであり、シンプルさと安定性に重点を置いています。Slackwareは、LinuxカーネルとGNUツールチェーンに基づいており、バージョンアップは頻繁ではなく、長期的な安定性を提供することが目的です。Slackwareは、基本的なOSパッケージ、X Window System、開発ツール、そして多数の追加パッケージを提供しています。Slackwareは、コマンドラインとカスタマイズに慣れ親しんでいるユーザー向けのディストリビューションです。

ダークネット上でsystemd批判とかを見てて最初はなんのことかサッパリでしたが、だんだんと理解することになりカスタマイズ性とかUNIX哲学について軽く読んでみた。
ほんで過去の偉人の教えを説かれた気持ちになり他のinitプロセスを試してみたいと思ったことがきっかけで既にインストールしてるAritx Linuxに至る。

なぜSlackwareなのか

一言で言うと

ロマン。

普通にサーバー構築用にOSを探していて、こういうときに役に立つ職業サイト。
サーバーエンジニアからLinuxエンジニアの必要事項を眺めてて多かったのはDebian又はCentOS経験。
CentOSに限っては調べたらサポートのもう終わりが見えてるような感じがしたのと遊び心があんまり理解できなかった、そして商業的、却下。

もっとも、上記2つは仕事になることなのだからLinuxの中では比較的学びやすいのかと思いもっと”面倒くさそう≒楽しそう”な物選んだ結果こうなっちゃった。

OpenBSDと最後迷ったけど、最初に心惹かれたSlackwareへ。
本当にアホだなと自分で思いながら深夜4時。

決定打はsystemd – Wiki 歴史と論争から引用

2012年のインタビューでSlackwareの代表であるPatrick Volkerdingは、systemdアーキテクチャについての不安を述べ、systemdの設計が狭義に定義された機能による相互接続ユーティリティというUNIX哲学に反しているという彼の信念を表明した[68]。2014年8月現在、Slackwareはsystemdのサポートや使用をしていないが、Volkerdingはsystemdへ変更する可能性を否定していない[69]。

とそこから代表のPatrick Volkerdingについて調べて、画像を見つけてとても好きになった。

Wikiからもグレイトフルデッド好きだということで自由思想で色々ぶっ飛んでそうでとても興味がある。

ビール大好きで自分で作ったりもしてるくらいのビール好きらしい。

彼のツイッター見るにそれなりなお年になっているようだ。
これは彼の功績として、記録として残さなければオーパーツとなってしまうのかもしれない。と思い決めた。

そしてグレートフルデッドのDark Starカバー。
最高ですね。

インストールUSBの作成

何気に詰まったのがここでした。

基本逆襲のSlackwareさんの通りのインストールメディアの作成の通りで良かったのだが2回くらいブート先のUSBにダンプが失敗して起動しなかった。恐らく途中でロック画面移行しちゃっていたからかな。

打ったコマンドだけ記すと(Artix Linux)
以下でUSBがどこにマウントしたか確認

sudo dmesg

人によってsdbやらsdcやら。

dd if=Slackwareのisoファイル of=/dev/さっき出てきたやつ bs=1M status=progress

逆襲のSlackwareさんではstatus=progressは入れてないようですが、これ入れたほうが視覚的にどれくらい進んだかちゃんと分かるので僕は入れました。

ブートUSBからインストールする先のSSDは俺の大好きな東芝メモリのHG6(現キオクシア)。

インストール

しょうみ逆襲のSlackwareさんの見ながらいらなそうなやつ&面倒くさそうだと思った部分は適当に飛ばしつつ終了。

重要だと思ったので言うとsudo通す為のユーザー追加とパス通してた方がいいです。

僕はデスクトップ環境後のvimエディタを使ったので

sudo vim /etc/sudoers

でiを押して編集モード移行、以下を追記またはコメントアウト削除でいけたかな?あんま見てなかった。

Defaults secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin"

これでsudo通る筈です。

また、システムファイル等でsudoersが保存できない時は以下でesc押してから強制保存。

:w !sudo tee %
:q

以上で終わり。

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