64GBのUSBをVentoyを使用し複数OSのブートUSBに使いたい ~500円64GBのUSBのベンチマーク~

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まじで安くて、ノリで8個買った64GB USB。
一個はそのまま飲み屋で友人にあげました。
500円 64GB USB3.2、有り無い格安具合。元々8GBを20個くらい買ってうブートUSBとして使おうとしたけど、逆に高くつく謎の状況。
おそらくQLC等の技術と1チップに載せれる積層量が増えたおかげでこっちのほうが製造コストさがるんだろう。

そして、1USB=64GBであれば8GB USB相当分のパーティションを作成することが出来るので8つ分OSのブートUSBを作成出来るのでやってみる。 と思ったら、Ventoyというめちゃくちゃ便利な、.iso、.wim、.img、.vhd、.efiとかのイメージをそのまま起動出来るようなブートUSBを作ることが出来るようなのでやってみる。

Kdiskmarkでのベンチマーク結果

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ThinkPad X1 Carbon Gen1だからUSB3.2には対応していないと思う・・・。が十分です。

一旦fdiskで今あるパーティション削除

念の為事前に一度消しておく。 lsblkでUSB確認

alleycat:[haturatu]:~$ lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda      8:0    0 238.5G  0 disk 
└─sda1   8:1    0 238.5G  0 part /var/lib/docker
                                 /
sdb      8:16   1  57.8G  0 disk 
└─sdb1   8:17   1  57.7G  0 part
OK、でfsidkで/dev/sdbに対してパーティション分割しましょう

alleycat:[haturatu]:~$ sudo fdisk /dev/sdb
fdisk (util-linux 2.40.2) へようこそ。
ここで設定した内容は、書き込みコマンドを実行するまでメモリのみに保持されます。
書き込みコマンドを使用する際は、注意して実行してください。


コマンド (m でヘルプ): d
パーティション 1 を選択
パーティション 1 を削除しました。

コマンド (m でヘルプ): g
新しい GPT ディスクラベル (GUID: 721B56AA-A914-48DA-AC42-AE1CCAF41105) を作成しました。
デバイスには既に 'dos' 署名が書き込まれており、write (書き込み)コマンドを実行すると消えてしまいます。詳しくは、 fdisk(8) man ページ、 --wipe オプションを参照してください。

コマンド (m でヘルプ): n
パーティション番号 (1-128, 既定値 1): 1
最初のセクタ (2048-121145310, 既定値 2048): 
最終セクタ, +/-セクタ番号 または +/-サイズ{K,M,G,T,P} (2048-121145310, 既定値 121143295): 

コマンド (m でヘルプ): w
パーティション情報が変更されました。
ioctl() を呼び出してパーティション情報を再読み込みします。
ディスクを同期しています。

alleycat:[haturatu]:~/img$ lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda      8:0    0 238.5G  0 disk 
└─sda1   8:1    0 238.5G  0 part /var/lib/docker
                                 /
sdb      8:16   1  57.8G  0 disk 
└─sdb1   8:17   1  57.8G  0 part 
alleycat:[haturatu]:~/img$ sudo mkfs.ext4 /dev/sdb1

できました。

VentoyでブートUSB作成

ダウンロードとブートUSB作成まで

wget https://github.com/ventoy/Ventoy/releases/download/v1.0.99/ventoy-1.0.99-linux.tar.gz
tar xvzf ventoy-1.0.99-linux.tar.gz 
cd ventoy-1.0.99
sudo ./Ventoy2Disk.sh -i /dev/sdb

**********************************************
      Ventoy: 1.0.99  x86_64
      longpanda admin@ventoy.net
      https://www.ventoy.net
**********************************************

Disk : /dev/sdb
Size : 57 GB
Style: MBR


Attention:
You will install Ventoy to /dev/sdb.
All the data on the disk /dev/sdb will be lost!!!

Continue? (y/n) y

All the data on the disk /dev/sdb will be lost!!!
Double-check. Continue? (y/n) y

Create partitions on /dev/sdb by parted in MBR style ...
Done
Wait for partitions ...
partition exist OK
create efi fat fs /dev/sdb2 ...
mkfs.fat 4.2 (2021-01-31)
success
Wait for partitions ...
/dev/sdb1 exist OK
/dev/sdb2 exist OK
partition exist OK
Format partition 1 /dev/sdb1 ...
mkexfatfs 1.3.0
Creating... done.
Flushing... done.
File system created successfully.
mkexfatfs success
writing data to disk ...
sync data ...
esp partition processing ...

Install Ventoy to /dev/sdb successfully finished.
~~~
lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda      8:0    0 238.5G  0 disk 
└─sda1   8:1    0 238.5G  0 part /var/lib/docker
                                 /
sdb      8:16   1  57.8G  0 disk 
├─sdb1   8:17   1  57.7G  0 part /run/media/haturatu/Ventoy
└─sdb2   8:18   1    32M  0 part

おお。。。これでブートUSBができました。 /run/media/haturatu/Ventoyに試しにArtix LinuxとFreeBSDのイメージをmvで移動。

mv FreeBSD-14.1-RELEASE-amd64-memstick.img /run/media/haturatu/Ventoy
mv artix-plasma-openrc-20240930-x86_64.iso /run/media/haturatu/Ventoy

あとはこのUSBでブートできればOKです。
いやー・・・23歳の自分が言えたことではないですがめちゃくちゃいい時代ですね。
USB2.0時代の書き込み速度がアホみたいだし、64GBのUSBが1000円以内で手に入る時代が自分が25歳までの間に訪れるとは・・・。 正直8GB USBを20個くらいまとめ買いしようと思ってましたが、よかった。

それでは。またよろしくお願いします。