エンジニアになろう
by haturatu
11 min read
こんにちは、無能です。
技術ネタ以外にも書いていこうとおもい・・・
本記事に際して
基本的に今も、そしてこれからも人が足りなくなるであろうことから書いています。
民間企業のデータを元にしたものであると、それぞれのポジショントークというか歪みが出やすいものであると個人的には考えているので
第3章 第3節 デジタル化を進める上での課題 - 内閣府
令和四年度年次経済財政報告の上記の章で記載ある通りを正として書いています。
年次経済財政報告に関しては古い記事もだいぶ面白いのでおすすめです。
筆者に関して
学生時代から兄の影響もありつつのただコンピュータが好きな無知で無学な労働者です。
高校は情報系でしたがその後、写真の展示を西東京の方の喫茶店で縁がありやったり、高校卒業後は古着屋でした。
今はSREという職についていますが実際インフラが好きなだけでインフラ系のこと触れていればいいと思っています。
もしかしたら、学生も読んでいるかもしれないので重なる部分があるかもしれないとして親近感を抱いてもらうためにもう少し書いてみます。
というのも、こういう人間も働けるんだ、と思っていただければいいと思ってます。
過去の輝きにスコープを当ててこんな人じゃないといけないんだ・・・という記事がたくさんあり、ハードルを下げたいのともしコンピュータが好きであれば、学ぶのは後にして働いてみて良いのでは、ということです。
別に後からエンジニア職になってから気づいたのですが、全員が全員コンピュータ好きな訳でもないので。
私が書いている理由は、やっぱりWWW上で何も無かった自分が先人のおかげで知恵を蓄えれたのもあるし、暇なときには孤独な自分でも掲示板とかには誰かがいたことでその寂しさを紛らわせてくれたものです。それは、人があってこそ、サービスがあってこそ、技術があってこそ成り立ちます。
だからそんな人が一人でも増えればいいな、と思うのです。
厳しいフレーズが行ったり来たりするし、変わり者も多いし、色々ノイズは多いですが好きなものがあるというだけでそれだけで良い気がします。
昔はなし
小学生高学年のときに掲示板書き込んだのをきっかけに掲示板のセルフホスト、あのときはKento WebのCGIで動いていたBBSでした。
PCはWindows XPで、いくつかレンタルサーバを経由してましたがあとから知ったんですがWekya?だったか2chの人がホストしていた、当時だと無料で広告なしで自由に使えるレンタルサーバがあったのでそこをつかってました。兄貴が詰め込んでいたやばいHDDからP2Pというものを知りました。割愛しますが田代砲もこのときに知りました。
マインクラフトも始めましたがスペックひどすぎてまともに動きませんでしたが最低限設定で遊んでました。
AMD Athlon IIの4GB RAMです。
その後に中学生になってから、幼馴染がFPSにハマっていて不登校になっていました。試しにそいつの家に行って俺も遊んでみたらハマってしまって、ただ家のPCスペックが酷すぎました。
なので学生でお金も無いし、ジャンクPCのブログを片っ端から読んで知識を蓄えてハードオフに行ってジャンクPCを買い漁り始めました。
結局何個か買いましたがカスみたいなPCしかなかったので、仙台駅までチャリで片道1Hかけてを週3とかでやったりする日々もありました。おかげで格安でSandy Bridgeのi7 2700k ジャンクPCを組むことに成功したような記憶があります。ヤフオクとかもやってましたが。。。(2022年くらいまでその子は生きてましたがついに石が死にました。)
その後にお金をためてArkの特価で買ったRX480には感動しました・・・。
そんなこんなでFPSとマイクラを行ったり来たりする日々がはじまりましたが、何を思ったかゲームを作りたいと思って調べたらC#
というので作れるらしいと学び初めて地獄をみました。
同じ時期に古本屋でCGI
本をみつけました。これを買ってみた。
そしてAndroidもで始めて、中二くらいでそれなりに機械修理したりして稼いだお金で中華タブレットを買いました。原道N70双撃HDというニッチすぎるものでしたが・・・。人生初のrom焼きをしました。
こいつがマイクロUSB端子が壊れたことをきっかけに中3でハンダこてを買って、すげーやばいことをします。マイクロUSBのパターンが剥がれてしまったので知識がなかった自分はどうしようもないからバッテリーにUSBケーブルの+と-を繋げれば充電されるのでは?と思ってハンダします。そしたら充電されました。
ちなみにある程度USB充電器側に安全回路はあるとは言いつつもタブレット側の電源ICをbypassしているのでかなり危険です。このときでもはや火事になって死んでいたのでは。
Linuxに触れたのもちょうどジャンクPC集めはじめていたのでThinkPad収集が始まり、入れてみたりしてました。
そうして、キーボード集めし始めたのもこのときでIBM製品の古いキーボードだったり、Cherry軸の模造品の中華メカニカルなるものも買ったりしてました。
たまたま、IBMのRJ45端子の屈折羽機構式のキーボードを買ってこれをUSBに変換させるためにArduinoを始めてaliexpressから輸入して変換させてみたりもしてました。
まあそんなこんなで、陸上部長距離だったのですがそもそも陸上部に入ったのも球技はできないし水嫌いでプールも無理だったので走るのならいけるかーと思ったが全然そんなことはなかったので無限に走るだけで結果は出ないし、勉強も好きじゃなかったのでまともな成績なんて出ず。
とりあえず情報系の高校には行きましたが、やる内容はOffice系の資格取ったりホームページを作ったり、Androidアプリ作ったりという内容でOffice系以外はすでに自分でやっていたことを振り返るような感じで時間が無駄に感じるようになり、特に同じようにコンピュータ好きな人もいる訳ではなく不登校気味になって、ギリギリで卒業しました。
この間の中学生から高校の間には孤独な自分にとっては音楽にはだいぶ助けられました。
その間に写真を始めてバイトも始めていたのでEOS 80Dを買って映像制作をしたり写真を撮ったりして最終的に長期休みによく行っていた東京の喫茶店で展示の機会を得ました。
Toshさんだったのですがその方に今も音楽のこと、サブカルチャーに関してのことたくさん教えていただきました。
高校卒業後には仙台という特性上、IT系の求人も当時はそれほど無くそもそもやりたいIT職のスコープがなくやることもなかったので好きだった古い音楽から興味あった古着屋に通っていて、歴史あるお店で働きました。
エンジニアの開始
それから、そこのお店のウェブサイト作ったりオンラインストア作ったりフォトショで必要なデザイン作ったりもしてましたが徐々にまた技術のことに傾倒していって結局、金融機関系のインフラエンジニアになりました。
多分、このドメインを取ってブログ始めたのもそれより前くらいかもしれません。
働きはじめてからAIXも触れたのはよかったなあと思いますし、GNU/Linux
がどう実際に使われているのかもしれたのはよかったです。そこからGithubを連携することによってスコアが出るらしいとのことでFindyに登録しました。
それから縁があり今のSREという職に至ります。
自分で触っていたもの
おおよそ自分の知的好奇心で色々触っていたのであんまりわかりませんが
- GNU/Linux
- ちゃんと触り始めたのは自宅サーバ始めてから、クライアント側PCもLinux化したので・・・。
- FreeBSD
- サーバの一つはFreeBSDです
- ThinkPadもX220一機は、HDDとかの修理や調査用にまだあります
- Slackware
- 一昨年くらい? に半年くらい使っていましたがノートPCを
Artix Linux
に統一したので引退
- 一昨年くらい? に半年くらい使っていましたがノートPCを
- OpenBSD
- いっとき使っていましたが上記と同じ理由でいれなくなりました
- テオのインタビューは片っ端から読み漁りました。
- Postfix/dovecot
- OP25Bの存在を知らず、2日寝ないで作業続けてVPSで稼働させてうまくいきました・・・。
- Trripwire/Snort
- 面白そうだからいれましたが個人環境で意味あるか・・・?と思って消しました。
- ついでに
inotify
の仕組み知るきっかけにはなりました。
- Apache
- 今はもはや色々な実行環境に
HTTP
サーバが内包されてるのでカオス極まりないですが自鯖ではまだ動かしてます。前段のNginxのバックエンド先である自鯖で。 - モジュール思想で再ビルドの必要も無いし拡張性だったらApacheのほうがアプリケーションレベルなら使いやすいのになあと思う日々
- 今はもはや色々な実行環境に
- Nginx
- このウェブサイトの前段のリバースプロキシサーバ兼キャッシュサーバです。
- 基本プロキシ用途で作成されたものだった記憶あるのでプロキシ用途で使ったほうが良い気がする。
- MySQL/MariaDB
- WordPressを建てたときに初めて触ったけど最終的にSQL文ってこんなんなんだなあとしれた。
- 徐々にPostgreSQLが台頭していてMySQL使うのがレガシー化しているのが悲しい
- PostgreSQL
- Mastodonサーバ立てるときにそれなりに触った。
- 今はUmamiで使ってます。
- SQLite
- 基本泥アプリのデフォはSQLite DBでデータ保存されます。
- OSSアプリで作成されたDBの中身見るときとか簡易アプリ作るときに便利だけどちょっとクセある感じはあるけど多機能で素晴らしいよね!
- git
- 最初は苦しいけど
git
に何度救われたか・・・ git
の仕組みを学ぶおかげでちょっとLinux詳しくなれた。- メインメンテナが日本人なので同じ日本人として(?)希望が持てる。
- 最初は苦しいけど
- Bash, Ruby, Python, PHP, C, Go, Rust, js(Node), ts(Deno)
- 基本的にスクリプト言語で書いて、必要ならコンパイラ言語で書き直すというのは理にかなっていると思います。
- 何度か海外記事とかインタビューでそれなりな人が触れていて、なるほどなあと(ソースは消失)
- 個人で作るのも目的に応じた言語選択はしている
- でもごめんなさい、もはや
bash
は言語にならないと思うけど簡易的なのでさくっとスクリプトくらいの需要が自分だと多いのでbash
、すきです。 - 一つの言語に縛られず、楽しめればいいだけ
- それぞれの言語開発者のインタビュー記事はかなり学びが多いですね!
- 基本的にスクリプト言語で書いて、必要ならコンパイラ言語で書き直すというのは理にかなっていると思います。
- その他自作PC、 自鯖周り, OSのこと?
- なんか急に雑になってますが、知的好奇心から学べたことが多すぎて、なんともいえません。。。
- クラウドのこと
- 無料枠で遊べた限り。。。
- VPSはクラウドだけどなんかクラウド技術と言っては行けない気がするのでそれは含めない
- TCP/IP
- マスタリングTCP/IPは面白いから買おう!
- プロトコル
- プロトコルっていっぱいあるフレンズなんだね!
- DNSのこと
仕事で触ったもの
- クラウド
- やっぱり個人ユースと圧倒的に違うのは規模感ですというか、どれだけ捌けるか、権限の細分化とか
- コンテナ技術
chroot
とか、jail
自体は個人で触っていたりはしてたけどあくまでそれを使った技術というので別物枠- 個人で触っていたとは言えど、個人ユースだとストレージ的にはエコではないので使っていなかった
- ディストロレスならありかも?と思いつつ
- ちょっと自鯖で動かしているたくさんのアプリ、ディストロレスコンテナ化しても良い気がしてきたので近いうちにやろう
- ディストロレスならありかも?と思いつつ
- PagerDuty
- もはやPDって固定番号でコールされるだけだし、ぶっちゃけSlackとかでコールさえできるならそれでいいのではと思い始めてる
- HCL
- 最近HCLでも
tuple
扱えるんだと知ったが、実際プログラムを書いているというか実際のところはクラウドの知識とAPIとの戦いみたいなところあるのでコード云々じゃない気がする
- 最近HCLでも
- CI/CD
- これに至ってはなかなか個人Githubで触る機会無くて、、どこまでRunnerでやらせるかっていうところで、言ってもBashで書く分には良いけど運用面的なとこですよね
- その他たくさん(すべて出しきれる気がしない)
- 資料作り、発表とか
- これは会社で働いて学べる良さ!
エンジニアになる
エンジニアは主人公ではありません
これは、自分のブログでもつくづく思うのですが私のブログで一番アクセス数が多いのはなんだと思いますか?
これです
手塚治虫の夜の声という話 - SOULMINIGRIG
技術記事たくさん書いていますが、、、トホホ
あくまで、社会インフラに組み込まれているサービス、ニュースやサブカルチャーがあってこそ栄えるものでありこの基盤を作る、運用するものです。
どんな厳しい人がいても、ピースな気持ちで行きましょう!
知識が無いけどコンピュータが好きな場合
自分もこれに当てはまりますね。でもきっと大丈夫です!
コンピュータが好きになったらあなたのことを気に入ってくれる人はこの世にきっと誰かはいます!
コンピュータが好きだと、どうしても視野が狭くなってしまうものであると思い尚更その孤独感があるものだと思います。
でも、きっと好きなものがあるならそれを理解してくれる人はいるはずですよ!