SRE - エンタープライズ ロードマップとUnixという考え方

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こんにちは、無能です。
会社の先輩と熟年層の方に教えてもらったスープ、飲み物、サラダ食べ放題という最高の昼飯を食べて乞食らしくホクホクな一日でした。ご飯に汁物がつくとね、人生の幸福度が5くらいあがりますよ。え?5がどれくらいの割合って?そりゃあ、人それぞれのさじ加減ってヤツですよ・・・。

最初に有益そうなURLリンク

with The Grateful Dead - Darkstar
Slackware初期のホスト名に使われている名曲

はじめに

一ヶ月前に一度SRE エンタープライズロードマップを読み、今日二度目を読んだ。
オライリーで有償でも出ているが前段URL先に無料でも公開している先の第一段を半分くらい読んでいる。
一度読んだときにとりあえず文字を頭に入れて、二度目を読んでみた。ただそれなんだけど・・・。

汎用的である

SREロードマップの内容には実際の製品名等は使われていることなく、考え方の原則となぜ必要か?というコトやポジション的なお話です。
特にチームで動いているという意識性や、人間のワークロードを増やすべきでは無いということ。後者に関してはUNIXという考え方で存在する

  • すべてを自動化する
  • 効率的に第三のシステムを構築するために

この点が当てはまるでしょうか。
分散型エンジニアリング、とも言うべきなのかパッと見ではハードなワークロードを担わなければいけないかと言うとそうであるべきではないとしているのが気になる点でコレが理想形であるというという話題ではあるとは思います。
また、内容に関しては既存チームがSREとなるべきであるという点に関しても多様な人としてチームに向かい入れるオープンマインドさを持つことにはシステムの汎用性だけでは無く、人間的な汎用性についても触れています。

攻守共に

保守的な考えの運用・構築に加えて、革新的な開発側の考えを合わせ持つべき組織であること。
隷属的であるべき点、そうでないべきである点が分かりやすく説明がされているように感じました。
Building a Culture of Security and Reliabilityで説明があるようにノーに偏りすぎれば組織は停滞し、リスクを取るべきものには取る判断は行わなければいけません。人間的に言えば、否定の文化では良いアイディアを持っていたとしてもそれが無となってしまう可能性を秘めています。
なんでもない雑談でも、例えば身近なもので言えばSNSが無駄なものであるとしてしまった場合そこから情報を得れるチャンスはその分落ちてしまいます。これは情報を集める手段全てにおいて、「テレビばかり見ていると馬鹿になる」ともいいますが逆にテレビではどの情報が流れているかキャッチ出来なくなることになります。
ただし、一人の人間が全てをキャッチすることは現実的ではありませんが人間のコミュニケーションはこれを超えれると思います。
今ですら、友人と話していても数年間一緒にいても今まで知らないところが見つかるのは楽しいことです。

若干話はそれましたが、結果的には仕組み上は無駄を無くすようなエンジニアリングなのかと言われればそうではなく、無駄であろうものに付加価値を見つけて無駄を無くすシステムを作ることによって作る(サイト)信頼性エンジニアリングなのでしょうか。

小さいものは美しい

多くの場合でシステムはいずれかは肥大化するのは仕方が無いことだと思っています。それは過去の財産であり、金本位制から国債によって法定通貨が発行され続けることと同義だと感じます。
そうして国債によって発行された通貨はいずれかの負債となることは、技術的な負債と重なる点はあるのでは無いでしょうか。
いくらシステムを小さくしようとしても国は大きくなればいずれかは徐々に肥大化してしまいます。
これは肥大化したあとにアクションを起こさないといけないことも、歴史上同じくそうであるが故に大半はこの原則で機能していることだと思います。
Simplicityで説明があるようにも、他のUNIX哲学を守っている開発者がより大事にすることはコードの少なさは可読性を高め、保守性も伴います。

未来に目を向けよう。未来は、思っているより早く来る。

おわりに

実際には噛み砕いて興味が出たセクションごとに読んだりしていましたが楽しんで読める範囲の技術書かなと感じます。
自分はインタビュー記事を読むのが好きなので実際のエンジニアがどのような考えなのか、どのようなことをしていたのかという内容が書かれているため現実味を帯びて内容は入ってきやすいです。
これが無料公開で見れるということがありがたい。
それでは。またよろしくおねがいします。